eスポーツ プレイヤー
ゲームタイトル:鉄拳 7
所属:TEAM HYDE

社会人として家庭を持ちながら、プロとして活躍する日本No.1のキング使い。『鉄拳7』のプロライセンスを持ち、その多彩なプロレス技のコンボで会場を魅了する、TEAM HYDE所属の破壊王選手にインタビューを行いました。今回のインタビューは、破壊王選手の所属するTEAM HYDEが主催するTWT(TEKKEN WORLD TOUR)【破壊王ゆうゆう杯】の会場で、試合開始前に行いました。

Q1. プレイヤー名の由来は?

破壊王:
鉄拳を始めたときから、名前とキャラがかっこいいという理由でずっと“キング”を使っています。名前も破壊王という名前が強そうなことと“王”=“KING”で合ってるな、という感じで破壊王にしました。正直プロレスは詳しくなくて、鉄拳で少し有名になってから「破壊王はプロレスラーの橋本信也さんからとったんですか?」とよく聞かれますが、「誰ですか?」と答えるとよく驚かれました。嘘みたいな本当の話です。今はプロレス、キング、破壊王という名前がマッチして結果的によかったと思います。見た目は名前負けしているとよく言われますが(笑)

Q2. プロを目指すきっかけは?

普段は温厚そうな破壊王選手ですが、実際にプレイすると相手を破壊し続ける強さを見せてくれますね。実際にプロを目指すきっかけはどのようなところからですか?

破壊王:
ここだけの話、プロになる気はなかったです。結婚して、妻と一緒に住んでいて、競技者としての鉄拳は辞めようと思っていました。楽しく、オンラインなどでほのぼのプレイできればいいと。プロを目指すきっかけは、軽い気持ちで出場したPS4のオンライン大会ですかね。あれよあれよと予選を突破して、違う会場で行われた西日本セミファイナルという大会で優勝し、その後に行われた日本代表決定戦では3位になりました。当時3位以上になると「闘会議」のプロライセンス発行大会に出場できて、そこで勝ってプロになりました。だから本当に気が付いたらプロになっていた感じです。でも、せっかくのチャンスなのでプロとして本気で続けていこうって思います。

現在所属のTEAM HYDEに入ったきっかけはなんでしょうか?

破壊王:
昨年の東京ゲームショウで開催された鉄拳プロチャンピオンシップで優勝した際に、お声がけいただきました。TEAM HYDE以外にもいくつかお声がけをいただきました。ただ、自分が会社員をしている関係で、もしかしたらプロとして活動できないかもしれないということで話が止まっていたのですが、その時もTEAM HYDEの方は気長に待ってくださって、話をよく聞いていただきました。TEAM HYDEに入ってよかったです!今日の大会もTEAM HYDE主催ですし!

破壊王選手は会社員としても働いていますよね。

破壊王:
そうですね。結婚して家庭もあったので。長い時間は練習できませんし、ずっと前線で長くは戦えないだろうと思っていました。

奥様はご理解はあるのですか?

破壊王:
はい。元々、鉄拳プレイヤーでしたので。実は鉄拳が縁で結婚しました。なので理解はあるのですが、最近子供が生れまして、僕が今日みたいに大会に出ているときは妻が子供の面倒をみているので、妻にも自由な時間をあげたいなと思っています。

Q3. 鉄拳の魅力とは?

破壊王:
鉄拳は3Dのゲームで、画面が綺麗で見た目がかっこよく、わかりやすいところだと思います。コンボの爽快感は見てるほうも盛り上がりますから。

 

キングは特に盛り上がりますね(笑)

破壊王:
盛り上がりますね(笑)。キングのコンボは、プロレス好きにはたまらないものがあると思います。見ていて、盛り上がれる。それが格闘ゲーム「鉄拳」の魅力だと思います。

 

破壊王選手の今年のハイライトは、5対5のHMC杯での優勝、パキスタンのAsh選手との10先(10本先取)、TWT後半戦ではBEST8入りと、一年を通してご活躍をされていましたが。

破壊王:
HMC杯は盛り上がりましたね。HMC杯は5人のチーム戦のコミュニティの大会で、チームメイトは誰と組んでもいいという大会なのですが、全員日本のTOPプロで構成された『TEAM JAPAN』と決勝で対戦しました。『TEAM JAPAN』は非常に大人気ないチームで、誰もが優勝すると思ったのですが(笑)

 

HMC杯では、破壊王選手のチーム『ゲームセンター破壊王』は、敗者復活から決勝まで勝ち上がり、後がないタイミングで大将として破壊王選手が3人を撃破するという、大興奮の展開でした。

破壊王:
格闘ゲームは基本1対1の対戦なのですが、チーム戦の素晴らしさを体現した大会でした。チームワークや仲の良さが大切です。“加齢”選手(鉄拳プロライセンス保持者)や“たぬかな”選手達大阪勢とは仲がいいです。決勝の試合でも追い込まれましたが、“加齢”選手が声をかけてくれたり(動画にも残っていますが)、アドバイスをくれたりしたおかげで頑張れました。

 

eスポーツがスポーツたる所以ですね。

Q4. 普段どんな練習を?

破壊王:
今は仕事と家庭がありますので、仕事が終わってから。子供を寝かして、皿洗いもして。嫁ポイントは大事ですから(笑)。次の日仕事もあるので夜の10時か10時半ぐらいから、12時までの1時間ちょっと、STEAM版の鉄拳でオンライン対戦プレイをしています。土日などの休みの日は、ずっと大阪で一緒にプレイしているよしもとゲーミングの“加齢選手”を呼んで、オフライン対戦で練習をしています。

噂の『ゲームセンター破壊王』(破壊王選手の自宅一室にスポンサー各社の機材で快適なゲーム環境を構築、練習会を開催中)ですね。先程お名前が出た、盟友の“加齢”選手とはどれぐらい鉄拳をプレイされているのですか?

破壊王:
最初に会ったころのことはあまり覚えていないのですが、大阪にエンジョイパラダイスという僕のホームとするゲームセンターがありまして、そこで10年ぐらい前からずっと一緒にプレイしていました。腕を磨いて、大阪で有名な鉄拳の聖地である梅田のモンテカルロというお店のドンたちに挑みに行ってました。そこでボコボコにされながら、ちょっとずつ強くなっていき、一目置かれるようになりました。「強うなったやん」って言われるために行ってましたね(笑)。

Q5. ライバルは?

破壊王:
ベタにいえばもちろん“加齢”選手ですが、ライバルというと10年ぐらい一緒にプレイしている“ダブル”選手です。歳も近いですが、最近かなり強くなっていて、野試合(公式戦以外の対戦)ではいい勝負をするのですが、大会ではなかなか勝てなくて。ダブルがライバルと自分では思っています。

 

“ダブル”選手も「PLAIDe」のサポート選手ですので、お互いに切磋琢磨していただければと。実際に「PLAIDe」を使っての感想をお聞かせください。

破壊王:
元々は視力は良かったのですが今は視力が下がってきているので、ちょうどいいタイミングでサポートしていただけました。「PLAIDe」は、着けているときに痛くならない、違和感もない、画面も見やすいので非常に使いやすいです。今後も使っていきたいです。今日はPLAIDeをつけて、頑張ります!

Q6. 今後の夢は?

破壊王:
鉄拳をはじめとした、大阪でのeスポーツコミュニティを広げていきたいです。

 

これからプロを目指す若者にアドバイスをお願いします。

破壊王:
プロの世界は厳しいですが楽しいので、プロを目指すならとことんそのゲームを好きになってほしいです。好きじゃないと絶対に続かないので。プロになったらずっとやらなければならない、結果を出さなければならないと、いろいろあります。なので本当にそのゲームが好きじゃないと続けられないと思います。プロを目指すのであれば、好きなゲームをとことんやり続けて挑戦してください!

破壊王 使用モデル:P-1 col.GREY