8月も折り返し。まだまだ暑い日は続きますが、いかがお過ごしでしょうか。汗をかきやすい夏は眼鏡も汚れやすいですし、強い陽射しのもとでサングラスの出番も多いはず。だからこそ、日々のお手入れが大切です。

「お手入れってめんどくさそう」

なんて思われる方もいるかもしれません。たしかに本格的なメンテナンスをご自身で行うのは難しいもの。しかし、誰でもご自宅でできる簡単なお手入れをしてあげるだけでも、アイウェアは長く快適に使うことができます。

例えば、眼鏡拭きでレンズを拭くのは、誰もが自然とやっていることです。しかし、ここでひとつ注意しておきたいのが、レンズにホコリが付いた状態で拭かないこと。ホコリがついたまま拭くと、目には見えない小さな傷がつく原因になります。それが蓄積することで、最初は目に見えなかった傷も少しずつ目立っていくようになり、レンズのコーティングの傷みにも繋がります。ですので、可能な限り水洗いでホコリを落としてから拭くことをおすすめします。水洗いは特別な道具や工程は不要で誰でも簡単にでき、なおかつアイウェアを綺麗に保てるお手入れ方法ですので、ぜひ実践してみてください。

 

《用意するもの》眼鏡拭き / 台所用中性洗剤 / ボウル / ティッシュ、または柔らかい布
《用意するもの》眼鏡拭き / 台所用中性洗剤 / ボウル / ティッシュ、または柔らかい布

1. まずはホコリを水で洗い流します。

フォーナインズのアイウェアのメタルパーツは、ほとんどが錆びにくいチタン製。水洗いをしても問題はありません。とはいえ、いくら錆びにくいチタンでも濡れたまま放置するのは厳禁。お手入れの仕上げではしっかりと水分を拭き取ってあげてください。また、お湯で洗うのもコーティングが傷むので避けましょう。

2. 次に油汚れを洗浄していきます。

ホコリを水で洗い流したら、次は油汚れを取っていきます。ボウルに水を張り、中性洗剤を1、2滴混ぜて汚れを優しく洗い落とします。どこのご家庭にもある台所用洗剤は中性が多いのですが、一部商品で弱アルカリ性や弱酸性のものもあります。中性以外ですとレンズのコーティング剥がれに繋がりますので、洗う前に一度ご確認を。

3. 再び水で洗い流します。

汚れが取れたら、洗剤が残らないようにしっかりと水で洗い流します。

4. 水分を取り、仕上げに拭き上げればお手入れ完了です。

ティッシュペーパーやタオルなどの柔らかい布で水分を取り除き、仕上げに眼鏡拭きで丁寧に拭き上げればお手入れ完了です。

毎日眼鏡を使う人はそれだけ汚れがつきますし、たまにサングラスを使うという人はそれだけ長く使わない期間があるということ。汚れがついたまま長く放置してしまうと、ちょっとした汚れも頑固な汚れになってしまいますし、特にプラスチックフレームの場合は変色にも繋がります。アイウェアとの付き合い方はそれぞれですが、どんな使い方をしていてもお手入れはとても大切。こまめに手入れしてあげることで、心地よさを長く保つことができます。愛着を持って大切にしてあげてください。

今回紹介した自宅でのお手入れはもちろんですが、フォーナインズでは3ヶ月に1度を目安としてお店でのメンテナンスをおすすめしています。もちろん、少しでも調子が気になる場合は、いつでもお持ちください。

眼鏡 : S-970T col. 6001 / サングラス(表紙) : F-35NP col.02